感電

 感電するとその部分に熱傷(やけど)や粘膜下の出血がみられます。全身的な症状には、卒倒、意識喪失、興奮、けいれんなどがあらわれ、さらに症状が重い場合は、心臓まひや呼吸まひをおこして死亡します。
 感電したとわかったときは、動物にすぐに触らないように注意して下さい。原因となる電線などがまだ動物にふれていないかどうか確かめ、もし電線などがあった場合は、電気を通さないものを使ってそれを取り外します。そうしないと人も一緒に感電してしまいます。いずれにしても、すぐに獣医師に連絡して診療を受けましょう。