交通事故

 交通戦争は人の世界ばかりではなく、ペットの動物たちも被害を受けることが多いのです。
 まず、大出血をしている場合は、可能な限り早く止血をして、失血のためのショックや死の危険を防ぎます。吐くものがある時は、顔を横にして、気管に吐いたものが流れ込んで、窒息や呼吸困難に陥らないようにします。
 動物が危険な場所(道路の真ん中など)にいるときは、なるべく体を曲げたり揺らしたりしないように気をつけながら、まず安全な場所にうつし、獣医師に連絡して指示を受けます。
 運ぶ方法は、板などにのせたり、あるいは二人ぐらいで抱くなどして連れて行きますが、そのとき、動物が暴れたり、咬みついたりしないように、タオルを巻くかひもで縛るなど口輪をしておきます。