犬と猫のご飯について
ねぎ類 |
含まれる成分によって溶血性貧血を起こすので注意します。
長ねぎ、玉ねぎ、にら、にんにくなどのねぎ類はすべて与えないようにします。 |
にんにく |
にんにくもねぎ類のため要注意です。ねぎ類はどんな少量でも中毒を起こします。アメリカのフードやサプリメントに入っているものが多く、最近は注意を呼びかけているようです。 |
アボガド |
アボガドの果実・種・葉などには、ペルシンという物質が含まれており、犬・猫がこれを食べると、胃腸障害・嘔吐・下痢を起こします。 |
ほうれん草 |
シュウ酸が多く含まれており、体内のカルシウムと結びつき結石や骨粗しょう症の原因になります。シュウ酸はアクの中に多いので、茹でた後、流水処理をすれば少なくなりますが、あまり多くの摂取はすすめません。 |
アブラナ科の 野菜 |
キャベツ、芽キャベツ、ケール、白菜、ブロッコリー、カリフラワーなどは、甲状腺の機能低下を起こしやすいので、大量には摂らないようにします。大量に摂らなければ心配ありません。 |
脂肪の多い肉 |
脂肪を除いて与えるならOKです。 |
ハムやソーセージなどの肉加工食品 |
塩分の摂りすぎになります。 |
鶏の骨や
魚の硬い骨 |
内臓に刺さる恐れがあるので取り除きます。 |
青魚 |
猫が多く摂ると魚の不飽和脂肪酸の過剰摂取となり、ビタミンEが不足するため、黄色脂肪症という病気になります。全身の発熱と疼痛が起こります。 |
生卵 |
卵白中にアビジンが含まれており、摂取するとビオチンの腸からの吸収を阻害します。加熱すれば大丈夫です。 |
牛乳 |
乳糖を分解する消化酵素がないため、下痢を起こす子が多いので注意してください。もしも与えるときは、犬・猫用ミルクを与えます。チーズがダメな子もいます。 |
菓子類 |
洋菓子・和菓子は多くはダメです。糖分や脂質の摂りすぎになり、肥満につながります。チョコレートは中毒を起こします。 |
消化の悪いもの |
ナッツ類、こんにゃく、くらげ、たこ、いか、えび、かになどは与えてはいけません(たこ、いか、えび、かには火に通したものであれば少し与えても構いません)。特に猫は注意が必要です。 |
味の濃いもの
刺激のあるもの |
人間用に味付けした食事。唐辛子、わさび、からし、こしょうなどの香辛料もダメです。 |
果物 |
ぶどう・レーズンは腎臓病になる恐れがあります。 |
夏の食事・・・体を冷やすことを目的とする
冬の食事・・・体を温めることを目的とする
穀類 |
胚芽米、発芽玄米、黒豆、赤米、緑米、あわ、きび、ひえ、そば粉、小麦、大麦、ライ麦、とうもろこし |
野菜 |
春 |
じゃがいも、パセリ、キャベツ、アスパラガス、
たけのこ、明日葉、さやえんどう、そら豆
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夏 |
かぼちゃ、きゅうり、トマト、なす、しそ、ズッキーニ、にがうり、モロヘイヤ |
秋 |
山いも、かぶ、レタス、さつまいも |
冬 |
大根、にんじん、ごぼう、ブロッコリー、白菜、小松菜、れんこん |
果物 |
りんご、バナナ、なし、パイナップル、キウイ、いちご、
すいか、柑橘類など
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たんぱく質 |
魚類(さけ・さんま・いわし・かじき・かつお・めじまぐろ・あじ・さば・にしん・たら・かれい・ひらめなど)、肉類(豚・鴨・七面鳥・地鶏・子羊・馬・ワニ・うさぎ・カンガルーなど)、卵、豆腐、おから、大豆、貝類(しじみ・あさりの汁のみ) |
海藻 |
のり、ひじき、青のり、昆布、わかめなど |
脂肪・油分 |
オリーブ油、ごま油、コーン油、紅花油、しそ油、月見草油、亜麻仁油、ヨーグルト |
乳製品 |
カッテージチーズ |
酢 |
米酢、りんご酢、柿酢(すっぱいのを嫌う場合はマヌカハニー〈ハチミツ〉を混ぜる) |
おやつとして |
のり(タウリン含有が多いから)、野菜のスティック(小さくして与える) |
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