糞便の事

  便がでない
健康な動物であれば、食べた食事の量にみあっただけの糞便を毎日排泄するのがふつうです。
食べているのに排泄が無いということはからだのどこかに異常があるものと考えなければなりません。

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  一日に何回も排便する
健康状態の動物では排便の回数はふつう、食事の回数と同じか、少し多い回数の排便をします。室内にいたり、散歩のときなどに排泄の回数が多いのは異常です。

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  かちかちの便をだす
正常な動物の糞便は、それぞれ食事が違うように、それぞれ色や形が違います。ですから、種類の違う動物の糞便を比較するわけにはゆきません。

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  泥状(どろどろ)の下痢便
食事の種類や質によって糞便の状態も変化しますが、一般に腸管が全体的に弱っていたり、逆に蠕動が異常亢進(腸の運動が強くなる)すると泥を水で溶いたような流れるような状態で排泄されてきます。

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  軟便(やわらかくて形にならない)
前項の泥状便とあまり大きく違いません。やはり腸全体の機能障害です。ただ、泥状よりやや程度が軽いとみて下さい。

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  水を流したような下痢便を出す
胃から腸を下がってきた食物はだんだんと消化されてどろどろになり、大腸で、水分が吸収されて硬くなり、糞の形ができてきます。

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  糞の中に何かが混じっている
・排便の中に「虫」がいる
・糞便に血液が混入している
・糞便に粘液(寒天状のもの)が混じる
・糞便の中に不消化物や石や木片がでる


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  糞の色がいつもと違う
・茶色の糞
・灰白色の糞
・赤色の糞
・濃い黄色の糞
・糞の色が濃い


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  糞便の断面が丸くない(三日月形)
大腸を通り抜けて肛門から排泄された時の便の断面はだいたい円形なのがふつうで、犬や猫もこれと同じです。

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