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嘔吐 - えさを食べた後、すぐに吐く
これはおもに食事の質と量に関係があります。健康なからだは「腹七、八分目」の量の食事で、嘔吐することはありません。食べ過ぎと水の飲み過ぎは単純に嘔吐の原因になりますし、変質したえさ、腐りかけた食事も嘔吐の原因です。
この場合、嘔吐するから問題があるのではなくて、むしろ嘔吐をおこさせるような「異常な食事」を与えることのほうが問題です。
成長期の幼獣、妊娠中、哺乳中の母親などは与えられた食事をどんどんたいらげます。このような時期には、とくに与える食事の量と質とを吟味する必要があります。脂肪分が多い食事、魚の小骨も多すぎると胃の粘膜を刺激します。
カビの生えたえさやコナダニが発生したえさ、これは主にドライタイプのドッグフード、キャットフード、(例えば、湿度の高い場所に不完全な封をして、長いあいだ置きっぱなしにする)などがみられますが、気をつけなければなりません。
飼い主としてこのようなことはしていないと自信のもてるときに、えさを食べたすぐ後で嘔吐をするときは主として胃の病気があると考えなければなりません。
その他に、食道がふさがれたり、圧迫されたりすると、食べ物がのどを通らなくなり、筒状の形のまま食直後に吐き出されることもあります。(吐出)
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