尿のこと - 排泄された尿の色が濃い

激しい運動の後や、熱性疾患(高熱がでる病気)では体内の物質代謝が盛んになり、老廃物が多量に排泄されるために色が濃くなります。
とくに赤く感じられる場合には尿の中に血液や血色素が混入した時が多いようですが、飲んだ水の量の差によって濃くも薄くもなります。
とくに血液や血色素が混じっている場合には、バベシア症が単純な肝臓疾患のほか、タマネギなどの中毒や伝染病による肝障害、フィラリア症の急性症や免疫介在性の血球の破壊などが考えられます。
これらの病気の中には、早く診断して治療をしないと手遅れになるものも少なくありませんから注意して下さい。