尿のこと - 一日の排尿回数が多い

一日の排泄回数が多く、一回ごとの尿量がごく少ない場合は、これは主として膀胱炎にみられる特徴的な症状です。膀胱炎にはいろいろな原因がありますが、膀胱粘膜の炎症のため、尿を多くためることができずに、少したまるとじきに排泄したくなるのが共通の特徴なのです。このような排尿回数が多い時は色や臭気にも気をつけて観察して下さい。
ここにあげた病気は、いずれにしても放っておいて治る病気ではありませんから、原因をよく確かめたうえで、早期に治療を受けなければなりません。
また異常に神経が興奮した時、不安、緊張の激しい場合には“そそう”することもあります。
散歩などで雄犬が電柱や塀に尿をかけるのは病気とは無関係です。これは十分の“縄張り”を守るための本能とされています。