異常行動 - 後ろ足から崩れるように転倒する

運動や散歩中の犬が、あまり多く歩かないうちに呼吸が荒くなり、後足が千鳥足のようになったかと思うとどっと崩れたり、へたへたと座り込むようにして立てなくなったり、足をすくわれたように突然倒れたりします。
家の中で飼っている小型の犬や猫でも同じように部屋の中を歩き回っているうちに崩れてしまうことがあります。
倒れてからしばらくの間、舌が紫色になり、後足の先は冷たく感じられ、呼吸も荒い状態が続きます。
このような場合に、一番可能性ある病気は、心臓弁膜症で、僧帽弁閉鎖不全です。また、心筋に異常があったり、大動脈の病気も考えられます。
運動の時ばかりではなく、安静に寝ていた直後、急に起き上がったりするとの同じような転倒をすることもあります。