異常行動 - 運動を嫌う

元気のよい時の犬は、エサをもらう以上に散歩が好きです。しかし、その散歩も気分が乗らないような場合、あるいは歩きはじめてじきにくたびれてしまい、歩けなくなることがあります。骨や筋肉や神経の異常なら、歩行障害があらわれているはずです。
比較的年をとった犬では全身の老化のため手足や背骨の関節の痛みが出てきたり、倦怠がはげしくたった結果として、しばしばみられることですが、若い犬にも時折みかけられます。若い犬の場合には心臓と肺臓の病気を主として考えるべきです。また全身倦怠に陥る一歩手前にあるとも考えられますから、直ちに歩かせるのを中止して、大事に至る前に手当てを考えるべきでしょう。