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全身の毛が逆立っている
人で言う「とり肌がたつ」状態です。病気の小鳥がからだ中の羽毛をふくらませているのを知っている人は大勢います。同じように、動物が全身的に毛を逆立てているときは全身の消耗がはげしく、とっくに体温が平熱より低い時、血液の循環が悪い時、栄養状態が悪いときなどにみられ、高い発熱のあるときの悪寒(さむけ)や戦慄(ふるえ)とともにあわれることもあります。循環器病や微生物など各種の感染病を疑わなければなりません。
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