その他 - 全身が熱い感じ

動物の体にふれたとき、ふつうより熱いように思えたら、常識的に発熱を疑います。耳介が熱いとか、鼻鏡が乾燥するのと同じです。
しかし、触る人の皮膚の温度によって、感じ方が違うこともありますから、やはり体温計の一本くらいは家庭に置いてあると便利です。そして正常なときの体温もついでに覚えて下さい。
全身の体温が高くなる病名をここに列挙するときりがありませんが、大きくわけると、微生物に感染した場合、からだの内部で組織の破壊がおこっている場合の二つが一般的です。
このほかに真夏に起こりやすい日射病や熱中病、太陽の熱を直接的あるいは間接的に体に受けて血液があたたまってしまい、脳での体温調節ができなくなっておこります。
輻射熱ばかりでなく、冬にストーブであたため過ぎた室内でもおこることがあります。