食事関係 - タイやニワトリの骨を食べさせた

カルシウムを天然にあるエサの中から動物に与えるのは大変好ましいことです。しかし骨を丈夫にするつもりで与えた骨が、かえって動物の胃や腸に突き刺さって消化管を破り、腹膜炎まで起こすこともあります。
魚の中では特にタイの骨、そしてニワトリの足の骨は非常に硬く、しかも骨の端が鋭くとがっている場合が多いので、消化する前に胃腸の方が先に破れてしまうことがあるのです。
また、これらを飲み込もうとしてのどや食道を破ることもあるます。ですから、出来るだけ与えない方がよいのですが、「うっかりやってしまった」という場合には少しでもおかしかったら、やはり獣医師の指示に従った方がよいでしょう。