食事関係 - いくら食べてもまだ食べたそう

食器の中のエサをあっという間にたいらげ、食器まで食べてしまいそうに旺盛な食欲を示します。食欲旺盛、元気良好などとのんきにしてはいられません。このような場合の多くは胃アトニー、胃拡張を想像しなければならないのです。ただし育ち盛りのときは話が別です。
胃は体の左にありますから、食べ終わると右に比べて左の腹部が大きくふくらみます。数時間たって平らになるようならまず心配はありませんが、左の腹部が膨らんだままで、まだ食べたがるようでしたら獣医師に相談した方がよさそうです。また、やせの大食いとよくいいますが、たくさん食べるわりに太らない場合は代謝病が存在するか、胃腸の消化力が衰えている場合とか何らかの腫瘍が存在することが多いですから、これも獣医師に診てもらう必要があります。