人の手に垢が付く

動物の体を触ったり、なでてやると、手が垢で汚れることはよくあります。簡単に言ってしまえば汚いのです。ブラシもかけてやれず、風呂にも入れてやらず、すべて自然のままがよいのだと信じている人も少なくありません。ここでは、このような例は別とします。
フケが多かったり、からだ中がベトベトしているのは、多くは皮膚病が原因です。
脱毛ばかりが皮膚の病気ではなく、なかには毛の抜けない例もあります。脂漏、皮膚角化症、皮脂腺の障害、そして毛包虫症(アカラス)疥癬症、ダニの寄生などのように外部寄生虫による皮膚病もあります。
また特殊の犬種では、被毛のオシャレに香水などの化粧品をつけ、これがかえって被毛や皮膚を傷めて、不潔にしていることもあります。
しかしながら、シャンプーのしすぎも良くありません。動物にとって、ある程度の皮脂は必要ですので特別な理由がない限り、1週間に1回以上のシャンプーはしないで下さい。