病院案内 - ワクチン |


ワクチンの接種時期については、母親の乳を飲むことによって得られる母子免疫が残っているかどうかによって異なってきます。母子免疫は子犬によってさまざまですが、一般に短いもので生後50日間、長いもので90日間ほど持続するといわれています。
そこでワクチン接種の時期と方法は、生後50日頃と90日頃の2回接種法が望まれます。また、帝王切開によって産まれた場合や、その他の理由で母犬が初乳を飲ませられなかったりした時は、第1回目のワクチンの接種時期を早めにした方が良いです。

ワクチンアレルギー及び、ワクチン接種性線維肉腫はワクチンに含まれるアジュバンド及び牛アルブミン等が原因であるといわれています。
当院で扱っているワクチンは、可能な限り副作用が発現しないように、アジュバンドを含んでいない生ワクチンを使用するようにし、なおかつアレルギーの原因成分の牛アルブミンの量が最も少ないワクチンを主に使用しています。

ワクチン接種後、翌日になっても症状が改善しない場合は治療の必要があるので病院においで下さい。