当院で使用している犬の混合ワクチンについて
当院では複数のワクチンが混合されている「混合ワクチン」を用いています。
含まれているワクチンは、以下の通りです。
  八  
  種
  六  
  種
  五  
  種
  三  
  種
  二  
  種
パルボウイルス
ジステンパーウイルス
アデノウイルス(2タイプ)
パラインフルエンザウイルス
コロナウイルス
レプトスピラウイルス(2タイプ)
当院では赤字のワクチンをコアワクチンと呼び、特に致死率が高く、必ず接種すべきワクチンです。
これらのワクチンの組み合わせにより、2種・3種・5種・6種・8種混合があります。

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1・2・3種混合ワクチン 5種混合ワクチン 6種混合ワクチン
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7種混合ワクチン 8種混合ワクチン

ワクチン接種の時期は、子犬の場合、生後2か月目に1回目を接種し、4週間後に2回目を接種します。以後、1年に1回追加接種して下さい。

ワクチン接種後の注意
 混合ワクチン接種後は、副作用の発生を抑えるため、ワクチン接種後2〜3日間は安静に努め、過激な運動・交配・入浴、又はシャンプーを避けてください。
 初めてのワクチン接種の場合は、ワクチン接種後、免疫が得られるまでの2〜3週間は他の犬との接触は避けるようにしましょう。


犬のワクチンの副作用について
 ワクチン接種後、その刺激によって稀に副作用を及ぼす場合があります。その副作用には、注射部位の軽度の熱感からアレルギー反応まで様々な反応があります。

軽い副作用
軽度の発熱・不活発・食欲低下などの症状が注射後1〜2日出ることもありますが、治療なしで解決することがほとんどです。

中軽度の副作用
代表的なものでじんましんです。顔などを異常にかゆがる。唇や眼の周りあるいは首の周りが腫れている。この場合は、病院にすぐ連絡して治療を受けて下さい

重度の副作用
アナフィラキシー反応といわれ、注射後30分以内に突然起こることが多く、可視蒼白になり、呼吸困難に陥るなど生命に関わる危険性のあるアレルギー反応です。この場合は、すぐに手当てしないと死亡してしまうことがあるので緊急を要します。(そのため、ワクチンはなるべく、平日の午前中に接種されることをおすすめします