臨床テクニック
爪切りの仕方    犬の場合
犬は猫と違って、爪が常に出ている状態になっています。




白色の部分ピンク色の部分とがありますが、ピンク色の部分は「血管」なので白色の部分だけを切ります。(左図、赤線のように切る)
あまり「血管」ギリギリのところを切ると、出血する可能性がありますのでご注意ください。
それに、ワンちゃんも爪切りをさせてくれなくなります。

もし、出血した場合はティッシュ等で強く押して止血して下さい。

できたら足裏の毛もバリカンでカットしておくとよいです。
肉球を覆うほどの毛が生えてると、フローリングなどで滑ってしまう恐れがあるからです。



噛んだり、暴れたりする場合
口輪やエリザベスカラーをつけて、二人でするとやりやすいです。
一人がワンちゃんを押さえて、もう一人が爪を切る、という風に分担しましょう。
動物病院でも爪切りは出来ますので、飼い主さんがケガをするようなら無理をして切るのはやめましょう。