臨床テクニック
爪切りの仕方   猫の場合
猫は犬と違って、必要な時以外は
左図のように爪を引っ込めています。


なので、爪を切る際は肉球を押し、爪を出してあげます。
このように、爪を出したところで
「猫用の爪切り」、又は「人用の爪切り」で切ってあげます。




爪はよく見ると、ピンク色の部分白色の部分が見えます。
ピンク色の部分は「血管」なので、爪を切るときは白色の部分だけ切ります。(上図、赤線の部分を切る)
「血管」を切ってしまうと血が出ますし、猫ちゃんも痛がって爪切りをさせてくれなくなるので注意がひつようです。
もし、血が出てしまった場合は、出血部分をティッシュで強く押さえましょう。(2〜3分ぐらい)





噛んだり、暴れたりする場合
洗濯ネットに入れて、ネット越しに爪を出すとやりやすいかもしれません。

どうしても出来ない場合
どうしても猫ちゃんの爪を切りたい場合は、動物病院でも爪切りは出来ます。
ただし、暴れるような猫ちゃんですと動物病院でも爪切りが難しいため、できるだけ洗濯ネットに入れてから連れて来て下さい。